喪中はがきで年賀状じまいも伝えたいとき
更新日:2026/11/01
喪中をきっかけに年賀状をやめたいと考える方は少なくありません。ただ、喪中はがきは本来「年賀欠礼のお知らせ」で、別の用件を混ぜないのが基本という考え方もあります。書き添えるなら最後に控えめな一文にとどめましょう。
この文面ではがきを作る(無料)相手や言葉づかいを選び直せます。PDF・画像で保存こんな方・こんなときに
- 喪中を機に、年賀状のやりとりを終えたい方
- 翌年あらためて連絡するのが負担な方
書くときのポイント
- 書き添える場合:本文の後に「なお 誠に勝手ながら 年始のご挨拶状は今後控えさせていただきたく存じます」と1文だけ。理由は書かなくても構いません。
- 書き添えない場合:翌年の松の内明けに寒中見舞いで伝える方法もあります(年賀状をくれた方にだけ出せばよいので枚数も減らせます)。
- 目上の方や、故人と縁の深い方には、喪中はがきとは別に伝える方が丁寧です。
文例
はがきでは句読点を使わず空白で区切るのが一般的なので、そのままの形で載せています。「〇〇」にはお名前が入ります。
文例1:一文添える(丁寧)
喪中につき年末年始のご挨拶を
ご遠慮申し上げます
本年十一月に父 〇〇が八十八歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に 心より御礼申し上げます
なお 誠に勝手ながら 年始のご挨拶状は今後控えさせていただきたく存じます
明年も変わらぬご厚誼のほど よろしくお願い申し上げます
令和八年 十一月
ここがポイント喪中のお知らせとお礼を先に済ませ、最後に「なお」で別の話題であることを示してから控えめに伝えています。
この文例ではがきを作る →文例2:友人へ(やわらかく)
喪中につき年始のご挨拶を
控えさせていただきます
本年六月に母が永眠いたしました
本年中は大変お世話になり ありがとうございました
なお 勝手ながら 年賀状は今後控えさせていただくことにしました
寒くなるので 体に気をつけてくださいね
令和八年 十一月
ここがポイント「勝手ながら年賀状は今後控えさせていただくことにしました」と事実だけを伝えるので、重くなりすぎません。
この文例ではがきを作る →文例3:翌年の寒中見舞いで伝える場合
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年賀状をいただき ありがとうございました 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます
年始のご挨拶をいたしませず 失礼いたしました
誠に勝手ながら 本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました
今後とも変わらぬお付き合いのほど よろしくお願い申し上げます 寒さ厳しき折 皆様どうぞご自愛ください
令和九年 一月
ここがポイント喪中はがきでは触れず、年明けに年賀状のお礼と一緒に伝える方法です。
この文例ではがきを作る →よくある間違い
- 「おめでとう」「賀」「迎春」などのお祝いの言葉を使う → 喪中はがきでは使いません。
- 「重ね重ね」「たびたび」「ますます」などの重ね言葉を使う → 不幸が重なることを連想させるので喪中はがきでは避けます。
- 結婚・出産・転居などの近況を書き添える → 喪中はがきは年賀欠礼のお知らせなので近況は書きません。お知らせは寒中見舞いで伝えます。
- 「年賀状を終わりにします」「やめます」と書く → 年賀状では「終わる」は忌み言葉で、言い方もきつく聞こえます。「控えさせていただきます」「失礼させていただきます」にします。
ツールで文面を手直しすると、これらの間違いを自動でチェックします。
出す時期
喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前の11月中旬〜12月上旬に届くように出します。12月中旬以降に不幸があった場合や間に合わなかった場合は、年賀状をいただいた方へ松の内明け(1月8日〜)に寒中見舞いでお知らせします。はがきは年賀はがきではなく通常はがき(85円)を使います。
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出典
確認日:2026/10/30。マナーは慣習であり、地域や家ごとに違いがあります。